「腹式呼吸の罠」にかかって、
呼吸が浅く、つらくなっている人を
見かけることが、けっこうあります。
あなたは、大丈夫？
腹式呼吸の罠
「腹式」というくらいなので、
「腹」はポイントになるけれど
「腹」をぺこぺこしているだけだと
あまり意味がありません。
冷静に考えていただきますと、、、、
「腹」だけぺこぺこしてるのって
ただの筋肉運動であって、呼吸じゃないんですよ。
腹に空気は入らない
え。だって、げっぷとか出るじゃん？
あれって、空気が入ってるからでしょ？
と思った方、すばらしい。
その通りです。
確かに、空気は入っています。
ただし、「呼吸」という意味では、入っていません。
呼吸、というのは、正確にいうと
「ガス交換」と「換気」に分けられます。
が、ここはまた別の機会に、生理学なお話をするとして。
はい、もいちど、冷静に考えてみましょう。
呼吸のとき、空気が入るのは「肺」です。
「肺」を活用しないと
呼吸は効果的にならないんです。
まず、胸式呼吸を。
「肺」に空気が入って膨らむから
横隔膜が下がって、腹も膨らむ。
これが、腹式呼吸、、、というか複式呼吸。
横隔膜を意図的に下げて腹を張る。
その結果、肺にもしっかり空間ができるので
空気がたくさん入る。
これが腹式呼吸の正体。
ただ、残念なことに、
「腹式」という言葉にだけ目が行った結果
腹をペコペコさせているだけで
肺がうまく使えない、胸周りがガチガチ
結果、呼吸が浅い、、、なんて人がいるわけです。
バンザイしよう。
ひとまず。
バンザイしましょうか。
呼吸するときに。
バンザイすると、むやみに腹式呼吸ができなくなって
自然に肺に空気が入りやすくなります。
胸がちゃんと動きます。
そういう呼吸を、日常からしてあげてくださいね。
あなたの身体が、よろこびますよ(^-^)
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