インフルエンザは「寝て治す」がきほん。

こんにちは、桜井ちえです。

 

久しぶりに医療ネタ。

 

インフル、流行ってますね。

 

電話相談で、夜間入電の9割がインフルの相談じゃないかって季節になってます。

 

特に今年は多いです。雨が少なくて乾燥してますもんね。

 

まずは、昨年書いたインフル記事をどうぞ。

 

薬を飲まなくても治る ?! ちょっと自信がない、インフルエンザのあれこれ

2018年2月5日

 

インフルエンザは寝て治す

 

昨年の記事にも書きましたけどね、

 

 

寝てりゃ治る。

 

 

これが究極なんです。

 

正直、薬、いりません。

(小児、高齢者、持病のある人以外は。)

 

日本人、自覚ないでしょうけど、薬使いすぎなんですよ。

 

ゾフルーザに抗生物質も重ねて処方しているとか聞くと、もう、いい加減にして、と思ってしまいます。

 

そして、今年思うこと。

 

はい、先ほど名前が出た薬。

 

ゾフルーザ。

 

昨年出た新しい薬です。

 

1回飲んだらいいよ、てやつです。

 

一見、1回でいいならいいじゃん!てなります。

 

今までも1回タイプはありました。

 

イナビル。

 

この子は吸入薬なので、吸入に失敗したら効果なし。

 

でも、ゾフルーザは飲み薬なので、いいよねーって報道されてるのを年末あたりによくみかけました。

 

でも。

 

実際のところどうなのよ?

 

と思っていたら、こんな記事をみつけました。

 

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190117-OYTET50026/

 

・・・

 

あかんやん。

 

こどもの2割で耐性菌ができるって、

 

あかんやつやん!

 

と思いました。

 

なんだかんだ言って、タミフルがやっぱり第一選択なんかな、といったところ。

 

でも、何度も言うけど。

 

 

 

きほん、寝てりゃ治る。

 

 

 

特に、大人。

 

お願いします。

 

検査をしに「夜間救急」に、行かないでね。

 

熱でつらいところ、本当に申し訳ないけれど、

 

インフルエンザの検査をしに、夜間救急とか行かないでください。

 

行くなら朝イチ。

 

熱だけで過剰に騒がないでください。

(↑大人、熱に弱いんですよね・・・)

 

インフルの薬を使った治療が必要なのは、

 

ほんとうは抵抗力の弱い、こども・高齢者・持病のある方。

 

これだけです。

 

健康な大人がインフルになったところで・・・

 

 

寝てりゃ治る。

(しつこいですけど。)

 

 

健康な大人がインフルだといって医療機関にたくさんいると・・・

 

夜間救急でほんとうに急ぐ必要のある人への治療が遅れることがあるかもしれません。

 

日中でも、インフルじゃない、高血圧とか糖尿病とかで受診してる高齢者がインフルになりかねません。

 

やめて。

 

ほんと。

 

この季節は熱が出たら、家で寝てて。

 

インフルのための新しいガイドライン

 

インフルのためのあたらしいガイドラインがあってもいいんじゃないかと思っています。

 

例えばこんなの↓

 

 

「インフル流行期において。(発生数が一定以上とかの条件で。)

健康な大人(20歳〜60歳くらい?)は、熱が○○度以上になったら、自宅待機して回復に努めること。

解熱後○○日までは外出を控えること。

医療機関への受診は控えること。

医療機関受診の目安は〜〜〜」

 

 

みたいな。

 

医療機関にモノ申したいこともたくさんありますが、

 

医療機関へのかかり方にも、たくさん物言いがあるんです。

 

右へならえ、とか、「TVやネットでみて不安になったから」とかで医療機関へ行くのでなくて、少し考える必要もあるよね、と思うのです。

 

といって、ツライ最中にはアタマは働かないので、普段から少し考えてみてくださいね。

 

きょうもいちにち、お気をつけて。

 

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