あっという間に終幕から1週間が過ぎた『KAMI-NAMI』。

この写真すごく好き♡
前の記事も併せてお読みくださるとうれしいです。
波動空間『KAMI-NAMI』のこと。
香瑠鼓さんのこと~『KAMI-NAMI』余韻①~
終わってからも、出演者やスタッフのみなさまのブログやfacebookの投稿を拝見しては、また新たに気づき、動く動機と動きたい衝動をいただいております。
余韻②はわたしがいただいた「猿」のお役のこと。
わたし自身が猿でして。
わたしのまわりには、ご自身が「龍」だという方が数名いらっしゃって。お話を伺っているとほんとうに面白いのです。
で。
わたし自身はというと、「猿」でして。
勝手に、龍と遊ぶ猿だと思っています。
ドラゴンボールのイメージ。

無条件に大好きな漫画!
申年の生まれ、ということもあるのですが、どうにもこうにも、猿とのご縁が深いようです。
自分がそう、意識しているからかもしれませんが。
現在の住まいは、『猿江恩賜公園』という緑地に隣接。毎日、緑の恩恵をいただいております。

2年前、ベジータがいたらしいです。会わなかったけどなぁ(笑)
昨年12月から、朔日参りを始めました。
近所にある『猿江神社』へお参りをしています。
今年の6月からは、毎日のお参りをするようになりました。
朔日だけだと、忘れそうだから、毎日行くようになったんですよねー。
『猿江神社』は元は稲荷神社でもあり、
お狐さまもおいでです。
プラス馬頭観音さまも奉られている。
神社につきもの、狛犬&獅子もいるし、
もちろん鳩さんもお出迎えしてくれます。
猿、狐、馬、犬、獅子、鳥・・・・・・
この神社、なんだかすごいのです。
こんなに動物の居る神社、そうそうないです。
しかも狐さんの数が半端ない。


毎日、動物に囲まれた楽しい朝のひとときを過ごしております(笑)
サロンじゃないほうのお仕事で行っている赤坂には、日枝神社があります。猿江神社の次によく行く神社。
日枝は猿さんがいる神社。
猿田彦神社も、ここにはある。

さらに、日本舞踊に関連して意識するのは『佐瑠女神社』。
毎年の大晦日に伊勢参りをするのが恒例なのですが、欠かさずに参ります。
『猿田彦神社』の中にあるお社。
踊りの神様、
天宇受売命さま=佐瑠女さま、です。
そしてみちひらきの猿田彦さま。
どうにも、さるさるしております。
余談ですが。
両親の昔の写真てほとんど見たことがないのですが、なぜか1枚だけ、覚えているのが、結婚前に友人と遊んでいる写真。
その友人が飼っていた猿が一緒に写っていました。
たぶん、あの子がわたしだろう、と勝手に思っています(笑)
きれいな役ではありませんが
前置き、長っ(笑)
今回、KAMI-NAMIのお役をいただいたとき、タッキーさんが、
きれいな役ではありませんが
というお言葉を添えてくださっていました。
いやいやいやいや
めちゃくちゃうれしいです。
他ならぬ、猿ですよ?
わたし、おうちでひとり、
小躍りしながら、
喜んでおりました。
そしてお稽古がはじまって、
いただいたオーダーは、
あたらしいわたしのはじまりでした。
猿ではじまる
「猿」というシンボルは、芸事をしている身としては「はじまりの動物」というイメージが強いのです。
狂言であれば、
「猿にはじまり、狐に終わる」
と言われるように、
『靭猿』で初舞台を務め、
最終課題は『釣狐』。
猿から狐。
あら、毎日会っている方々ですね。
日本舞踊や歌舞伎では、家系にもよりますが、やはり『靭猿』の小猿の役で、初舞台を踏むことが少なくない。
猿ははじまりの動物。
KAMI-NAMIに参加させていただいて、
お稽古中から感じていたこと。
わたしがもう一度はじまったような感じ。
いままでの、たくさんをぜんぶひっくるめて。
目を閉じていたこと、ほんとうに欲していたこと、これから「こう在りたい」と思うこと。
「わたし」をあつめて、新しい「わたし」をはじめる。
本番6回。ありがたすぎた6回。
まだまだまだまだ……と思った6回目。
はじまりの、おわり。
猿は、はじまりの、動物。
『チーム猿』最幸でした。とても楽しかった。とっても頼っていました。ありがとう。
手放すもの
今回、はじまったと同時に、
手放すものが見えてしまった。
ここまで明確に?
というくらい。
さみしくもあり、
そういうものか、
という納得もあり。
感謝をこめて、手を放します。
その準備も、ほんとうは
少し前からはじまっていました。
「手放す」というのは面白い言葉です。
自分の意志で手を放す。
だから、
また、いつでも自分で
取りにも行けるものだと思うのです。
今、必要だから、手を放す。
捨てるのではなく。
まぁ
よしんば捨てたとしても、
捨てるのも自分の意志だから、
また自分で拾うことだって
できるわけですけどね(笑)
自由ってことです。
それくらい、自由。
all or nothing
である必要はなくて。
また拾うかも~
そのときはまたよろしく~
っていうかんじのグレイでよし。
「また」のときがもし来たら、
多分取りに行くものも、
拾うものも、
同じもののようであっても
質が変わっているはずなのです。
それは、今回わたしがもういちど
「取りに行った」ものがあるから、
そう思うんですよね。
一回、手を放したんだけど。
手を放したから、
やっぱり、側に居たいと思った。
そして、もう一度側に行ったら、
やっぱり大好きで、
触れられるのが、
とてもしあわせだと思ったのです。
だから、今、
手を放すものも、
こわくない。

ますます猿が好きになる
猿、もともと好きなんです。
高尾山でぼーっと猿を見てるとしあわせですし。
KAMI-NAMI前に、
動物園には行けなかったけど、
高尾山は行きました。
そして、
あ、そういういえば、
こんなところにも居たね
て、猿さんをも一度発見しています。

この子たちは銀座在住の猿さん。
KAMI-NAMI
は波なので。
じわじわと、届いてきます。
第何波までくるでしょうか(笑)
心地よく振り返りもしつつ、
すてきな波に乗らせていただいております。

きょうもありがとうございます。