身体の歪みは、情報の歪みから?

身体の歪みは、情報の歪みから?

まずこの論文(①としましょう)
日本人の「歩行形態」に関する研究

 

それから、こっちのプレジデントオンラインの記事(②としましょう)
なぜ江戸町民は”1日40キロ”も歩けたのか

 

お気づきになりましたか?
①の論文を書いた方が、②で登場して、お話しているんです。

①の論文は、めちゃくちゃ本質と核心をついていると思います。

 

うわぁ、すごくすてきな論文みつけた♪
とうれしくなりました。

 

日本人の歩き方と文化、歴史を絡めて、すごく学びになります。

この論文自体が2010年のものなので、それ以降の研究を踏まえての②かもしれませんが、それでも②より①のほうが納得度が高い。

足趾が屈曲方向に動作すること

という点(足趾を使うのではなく!)は、

あ、そうだ!それだ!!!!
て、これまた、うれしくなりました。

で、②の記事になるとですね、
あたらしいのに(あたらしいから?)
おかしなことを言いだす。

宮本武蔵の足使いが、踵荷重であったであろう、という部分が
そのまま「江戸の人は」に置き換えられてしまいました。

①では江戸の人はつま先荷重で、千葉周作はそれを取り入れた、とあるのに。

ここは、わたしの穿った見方かもしれませんけれど、
②で登場する著者の方の本に「寄せた」のではないかと思ってしまったんですね。
(この記事自体が、本の一部を再編集したものだそうですし)

 

あなたは、どう思いますか?

本質はどこにあるか

ちなみに、わたしは二軸で歩くことはエネルギーの無駄遣いだと感じています。

歩き方Labで実感してくださった方、は「うん」とうなずいていると思います。

ただし、で言うならば
江戸時代の身体使いができていて、
「身体の中心」が定まっているなら
二軸でも成立するでしょう。

あしなかで「歩かないでね」
というのと理由は同じで

現代日本人の身体は
退化している、、、というか

便利な世界への適応
欧米化された世界への適応

が過剰になった結果
「本来の力」が出しにくくなり
痛めやすくなっているからです。

と。

趣旨から脱線しましたが、

①と②の文章の矛盾てなんなん???

ということが言いたかったのです。

わかりやすくしすぎて
または
世間に受けそうに書いて
本質からずれてしまう

巷にあふれる誤(と思われる)情報
の、よい例だと思ったので、
みなさまにシェアしたくなりました。

これは、ほんの1例で。
これくらいの「情報の歪み」はあちこちで起こる。

ヤクルト1000を寝る前に飲む人が続出したのも
「情報の歪み」だと思いますし

「筋肉をもみほぐす」という風潮も
初期段階での「情報の歪み」から来ているのではないかと感じます。

答えは、「あなた」が知っている

なんにしても。

情報、よりも
答えを持っているのはあなた自身の身体です。

身体の持っている「答え」の
引き出し方を、みんな、知らないだけです。

その事実を、無視しすぎているのが現代です。

人間、という自然な存在に
もとより備えらえている力を
なんでそんなに軽視するんだろうか。

情報に惑わされない身体を
作りたいと思いませんか?

身体の持っている「答え」
を引き出したくありませんか?

YES!

と思われたら、
いつでも会いに来てください。

洋ナシ体型&足の太さが気になる人が、やってはいけない3つのこと。

2023年6月6日

.+*:゜+。.☆.+*:゜+。.☆

神保町サロンの情報、
個別のお問い合わせは
LINE公式をご利用ください。

★LINE公式にご登録で「猫背から卒業できる動画」をプレゼント♪
※猫背を攻略しておくと「歩く」がさらに楽しくなります(^-^)

友だち追加

 

日々の身体の知恵袋と
ちょっと役にたつ世間の情報など
メルマガにてお送りしています。