からだがゆるゆるになると、ココロもほどける → ココロがガチガチになっている人ほど、カラダのケアを。

こんにちは、chieです。

 

GWが終わって、ちょくちょく「五月病」なるワードを耳にする季節になっています。

 

電話医療相談のお仕事をしていると、相談内容に四季を感じます(笑)

 

今、多くなっているのは「五月病」と「マダニ」ですね。

 

「マダニ」はちょっと、置いといて……

 

「五月病」ですが、別に病気じゃありません

 

この季節柄よくおこる「状態」をさしているだけです。

 

この「状態」になっているとき、ほぼみなさま、と言っていいくらい、カラダもガチガチになっています。

 

ココロがしんどいときほど、まずカラダをゆるめてあげるといいのですが……

 

 

人に話を聞いてもらうこと、カラダをゆるめること

 

 

わたしは精神科のクリニックでの勤務が長かったのですが、

 

これも現代の傾向といいましょうか、

 

「統合失調症」とか「うつ」といった、精神科で扱う代表的な病気より、

 

適応障害」といわれるような、

 

病気ではない「状態」に悩んで受診する方がとても多かったです。

 

ただ、共通していることは、

 

カラダが固まっているということ

 

カウンセリングを受けている方の姿勢はほぼ、

 

猫背で巻き肩の姿勢

そして呼吸が浅い

 

そのカラダでは、いくらカウンセリングをうけてもよくならないと思っていました。

 

せっかくクリニックに来て、なんとかしたいと思っているだろうに、「話をきいてもらう」ことだけになっていたんですね。

 

「話をきいてもらう」はとても大事です。

 

これまた、身近に話のできる人がいない、という声もよく聞こえました。

 

話をきいてもらったら、同時にカラダをゆるめる、が必要です。

 

カラダをゆるめる(=自分に必要な行動をする)、ということなのですが。

 

それをしないで、話だけ聞いてもらっている方はそのうち「クレナイ族」になっていました。

 

クレナイ族とは?

勤めていたクリニックの医師が名付けていました。

「○○してくれない」を主張する方のことです。

「話を聞いてくれない」「私の状態をよくしてくれない」「クリニックに来ているのに治してくれない」

などなど。人任せではよくならないのですが……

 

病院やクリニックはよくなるためのヒントを得るところ、という認識はなかなか浸透しませんね。

 

ヒントを得て、本当に「治す」のは自分自身なのですが。

 

当時も、「運動したらいいのに」「カラダを動かしたらいいのに」と、カラダとのつながりは考えていましたが、

 

 

ゆるめる

 

 

が大事、ということがここへ来てしっかりつながったところです。

 

出てくるホルモンを変える

 

 

自律神経の失調、女性であれば更年期障害といった状態はホルモンのバランスにおおきく左右されます。

 

うつ、や適応障害、といった状態も、ホルモンに左右されています。

 

行動を変えると、分泌されるホルモンを変えることができます。

 

代表選手2つを挙げると、アドレナリンセロトニンです。

 

アドレナリン

 

カラダの働きを活発にさせるホルモンです。

 

危機的状況だったり、戦闘態勢だったり、

 

興奮状態を作って、カラダのパフォーマンスをよくするホルモン。

 

スポーツ選手が対戦しているときとか、政治家がギャーっと言っているとき(たとえが悪い(笑))はこのホルモンがたくさん出ています。

 

ただ、このホルモン、「戦闘態勢」で出るので、ストレスにさらされていると出っぱなしになります。

 

このホルモンが出っぱなしだと、常に「戦闘態勢」。

 

交感神経がバシバシ活動している状態。

 

これが続くと、当然疲れます

 

疲れるだけでなく、疲れているのに眠れない、とか情報を上手に整理できない、というような状況になる。

 

がんばろうと思えばおもうほど、緊張するので、だんだんがんばれなくなるんです。

 

これが、うつや適応障害の原因になります。

 

セロトニン

 

このホルモンも有名ですが、リラックスしているときに出るホルモン

 

副交感神経を優位にさせるとセロトニンが出て、これが出てくると、さらにリラックスできるんですね。

 

深呼吸をしてしっかり吐くときや、好きな音楽を聴いているとき、あと規則正しい生活しているだけでも、副交感神経は優位にすることができます。

 

リズム運動もセロトニンを出すのに有効。

 

かるいジョギングとか、ウォーキングとか、よく噛む、ということも。

 

セロトニンを上手に出して、アドレナリンを抑えてあげるのが、ココロをととのえる近道。

 

緊張=交感神経、ゆるむ=副交感神経

 

 

カラダが緊張していると、交感神経優位でアドレナリンが多くなる。

 

反対にカラダがゆるまると、副交感神経が優位になってセロトニンが出る。

 

カラダは複雑ではあるけれど、これくらいシンプルに考えることもできるんです。

 

ココロがガチガチになっているときで、カラダがゆるんでいることはない。

 

食いしばりなんて、その典型かもしれません。

 

無意識にカラダが反応している。

 

だから、ココロがガチガチなら、まずカラダをゆるめること。

 

それを知っているだけでも、うまくいかないなぁ、と思っていることが解決するかもしれませんよ?

 

カラダだけでなく、ココロもととのえられるケア◎

2018年3月9日

 

ホルモンのことは別記事でもうちょっと詳しく書きますね。

 

きょうもよいいちにちを◎

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