うたぐり深いと、治るのが遅い !? まっすぐに「変化」を感じられる人は、治るのも早かったりする。

こんにちは、桜井ちえです。

施術人としても、看護師としても、日々いろいろなケースに遭遇しますが、

どちらの現場でも共通しているなぁ、と思うのが、今日のタイトルの件です。

 

ケアのあとや、リハビリのあとに、

 

「どうですか?」

 

ときかれたら、どう答えますか ?

痛いところを探さない

 

わざわざ、痛いところを探していませんか?

 

そこで、冒頭の質問。

 

 

ケアのあとや、リハビリのあとに、

 

「どうですか?」

 

ときかれたら、どう答えますか?

 

 

同じ症状で、

 

よくなったけど、少し痛みがのこっているかな ?

 

という状況だったとします。

 

このときの答え方で、

 

  • 割と早く痛みや辛さとバイバイできる方なのか、
  • 痛みや辛さとお付き合いする期間が長い方なのか、

 

が、わかるんです。

 

例えばこんな答え方。

 

「随分よくなりました!あと、ここがもう少し、ですね」

 

「まだ、ここがこれだけ痛いですね。ちょっとはマシなのかなぁ・・・」

 

よくなったところに目が向く人

 

不必要に前向きに考える、ということでは、決してありません。

 

感じたままでいいのですが、よくなったところを先に探せる人は、回復が早いです。

 

カラダがよくなっていく、という変化を楽しむことができる。

 

カラダは、よくなりたがります。

カラダだって、辛くないほうがいい。

 

だから、こっちがいい方向、ということに意識を持っていくと、それに応える。

 

「よい状態」に気づくことは、たぶん、世間の方々が思っている以上にたいせつ。

 

小さな変化を喜べると、そちらのセンサーが活発になる気がします。

 

雑感だけれど、たぶん、医療やケアに携わる人は、こう感じている人が、少なくないのではないでしょうか。

 

「まだ悪い」ところに目がいく人

 

完璧主義な方に、比較的多い気がします。

あと、疑り深い人。

「まだ悪い」所ばかりに目がいってしまうようです。

 

傍でみていると、可動域が広がっていたり、明らかにスムーズに動けるようになっているのに、本人は、

 

まだ、ここが痛い

まだ、これしか動かない

 

ということに終始してしまいます。

 

はたからみていたら、ここがよくなってますよ

 

とお伝えてしても、

 

そうですか?でも、まだ痛いですけど。

 

と、やっぱりそっちに目が行っている。

これが、もったいない。

 

痛みにばかりフォーカスすると、脳が勘違いします。

 

やっぱり痛いんだ……

 

と。

「イタイ」と思うとカラダはこわばってしまう。

それは、痛みを増すことにもなりかねない。

 

宿題をやろうと思って重い腰を上げたタイミングで、

 

宿題やったの?!!

 

と言われて、気持ちが萎えるのと似ています。

 

バランスだとは思うけど

 

変に前向きにはならなくていいし、本当に痛いもの・しんどいものを我慢しすぎる必要はないと思います。

 

バランスがだいじです。

 

ただ、ケガの痛みにしても、病気の辛さにしても、

 

よくなったところをちゃんと見つけてあげる、認めてあげる

 

ということは、したほうがいい。

 

病は気から、は、ほんとう。

 

よいところも、悪いところも、

 

過剰ではなく、不足でもなく、まっすぐに自分のカラダに聞いてあげてほしいと思います。

 

カラダと仲良くなる、ということにほかならないのですが。

 

自分のカラダを疑いすぎるの、まずは、やめてみませんか?

 

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