こんにちは、桜井ちえです。
kefiの施術ではリンパケアと一口にいっても、
カラダの腔(=空間)をととのえること
これを一番に考えています。
タイトルのとおり。
カラダの隙間をつくると、ココロのスキマが減っていく
んですよ。不思議なことに。いや、実は不思議じゃなくて。
きょうはそんなカラクリを解説。
入れ物と中身の関係について。イメージしながら読んでみてくださいね。
カラダは入れ物
ホネと筋肉でできた入れ物の中に、生命を維持するためのすべての装置が詰まっています。
脳、心臓、肺、胃、腸、肝臓、腎臓、膵臓……
すべての装置を滞りなく作動させるために、
血管や神経といったネットワークで酸素、栄養、情報がカラダの中をめぐっています。
この入れ物を、本来の容量に戻すこと。
それがカラダの腔をととのえる、ということなんですね。
よくペットボトルで説明しています。
下の写真を見てみましょう。
左が、ととのったカラダ、右が、歪んだカラダ。
カラダがツライ人はもちろんのこと、ココロに余裕がない人、イライラしやすい人も、右のカラダになっています。

よくみると、左のペットボトルは水が三分の二くらい入っていて、上のほうは空間ができています。
右のペットボトルは水が上のほうまでいっぱいになっていますよね。
じつは、中の水の量は、左右とも同じなんです。
同じ量の中身(内臓)でも、入れ物(カラダ)がいびつだと、窮屈になる。窮屈になって隙間がなくなる。
イメージできますか?
この隙間がココロの余裕につながるですね。
ココロの余裕は自然にできる

例えを変えてみましょう。
雲でいっぱいの空からは太陽の光は限られます。
曇りの日や雨の日は太陽の光は届きません。
雲がふわっとなくなると、太陽の光でいっぱいになります。
青空の部分をカラダの空間、雲は歪んで空間を邪魔する筋肉など、そして太陽の光はココロの余裕。
ね。
空間(青空)ができると、自然にココロの余裕(太陽の光)が出てきますでしょ?
ココロだけを何とかしようとしても、行き詰まる
精神科で9年仕事をしていました。
看護師なので、カウンセリングはしませんが、行き詰まってる話を聞くことは多々。
ぐるぐると、ココロがなんともならない、と言っている人ほど、動いていない(=カラダをととのえることをしない)んですよね。
話すことだけでなんとかなるとか、病院に来ることでなんとかなると思っている。
いまでも、精神科にかかっている人のほとんどがそうなのではないかと思います。
話すことは大事です。
自分を顧みることも必要。
顧みるんだったらついでに、カラダのことを考えたらいいのに、とずっと思っていました。
カラダがイタイ・ツライ、動いてもすぐだるくなる。
そんな状態だと、ココロに意識を向ける余裕がほとんどないんです。
余裕のない状態でいくら考えても、ぐるぐるしかしませんよね。
隙間をつくる
隙間ができると、ひょこっと、今までと違う視点がでてきたり、
いままでぐるぐるしていたものを、うーん、と伸ばすことができたり
もにょもにょしていた硬い種から芽が出たり

そんなことが起こります。
ペットボトルを思い出してみましょう。

左のペットボトルの上のほうにある隙間。
ここが、ココロが自由になれる隙間です。
ココロが自由になると、なんだかぽっかりするようなココロのスキマがあっても、気が付いたらそっちのスキマは減っていくんですね。
何かに感動したり、興味をもったり、チャレンジしたり
そういうことができるようになると、スキマは勝手になくなります。
自分を認めてあげる、ということかもしれません。こんな風で、全然大丈夫、とね。
ただ、ラク、ということを喜ぶだけでも、スキマは減ります。
自分のカラダに起こったこと、自分の周囲に起こっていることを受け入れてあげる、と言い換えられるかもしれません。
ケアを続けていただいている方から
ネガティブに考えることがなくなってきた
という感想をいただくことがあります。割と多い感想です。
隙間とスキマの関係のことを考えると、自然なことなんですね。
あ、そこまで来ましたね?
と、嬉しくなります。
自分に優しくなってきていますよね、ということでもあります。

カラダとココロの関係は面白いですよ~。
ココロのことを考えるときに、カラダの状態も一緒に考えられると、ココロもカラダも、良い状態が加速します。
だからね、行き詰まっているときほど大事なことは
自分に優しく
カラダに優しく
カラダをととのえる
それから、ココロをととのえる、を考える
こんな順番なんだと、おもいます。
上手に隙間をつくってあげましょう。
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