
まずは「行き先」
行き先を決めて、そこに必要なものを準備する。
山なら山の準備。
海なら海の準備。
山ならトレッキングシューズ、海なら浮き輪とか。ワクワクしながら。
そして、行き先までの交通手段を決めますよね。
新幹線でも飛行機でも夜行バスでも。
なんでもいいのですが、切符を買います。
切符を買うときに必ず要るのは、
「行き先」だけではなく、「出発地点」。
東京駅から行きますか?横浜からにする?
羽田から?成田から?
出発地点を決めるから、切符が買える。
出発地点をちゃんと書かないと、
切符を買うことはできませんよね。
これは、誰でも知っていることですね。
そして、みんながやっていること。
もはや、切符を取るときに「出発地」と「到着地」を決めるのは無意識レベル。
じゃあ、カラダのケアは?
行き先は、多くの方が設定していると思います。
- 体重を○○kgにしたい。
- ウエストを△△cmにしたい。
- □号の洋服が着たい。
- 前屈で、手の平が床につくようになりたい。
では、「出発地点」はどうですか?
明確ですか?
カラダのことを考えるとき、「今現在の自分の状態(=出発地点)」を把握していないことが意外と多いと思うのです。
ガチガチのカラダが出発地点??
肩こりがひどい、腰痛を繰り返す、慢性的に頭痛がある。
それをなんとかしたいんだから、
出発地点はそこじゃないの??
と思われるかもしれません。
が、
そうではありません。
出発地点は、「いったん緩めて、現在での一番良い状態」に設定したいんですね。
なぜかといえば、旅行と違って、到着地にたどり着くまでに、何度も何度もカラダを確認するから。
カラダの確認をするときの基準が
肩こりがひどい、腰痛を繰り返す、慢性的に頭痛がある。
だと、もったいないんですよ。
肩こり、腰痛、頭痛は、あなたの標準装備ではない、ということを知らないといけません。一歩先の出発地点があるんです。
肩こり、腰痛、頭痛が標準装備だという思い込みを外したほうが、先に進みやすい。
ゼロ地点ではなく、プラス1の地点を基準にするほうが、よくないですか?
家より少し手前で助かった方がよくない?
カラダのケアは
旅より確認が多いと書きましたが、
旅に例えてみましょう。
東京から大阪に行こう!
と思ったとします。
家は東京にあります。
行き先は大阪。
ちょっと家を出たところで忘れ物に氣付いて取りに帰りたい。
そこで、戻る途中で、家の手前に解決策をみつける(コンビニとか)。
そうすると、余計な時間をかけずに済みます。
たとえば、肩こり、腰痛、頭痛を標準装備だと思い込んでいる状態って、
何かあるたびに、家まで戻るのと似てる。
で、旅と違って、何度も確認に帰ったりするとすると、
なんども家まで戻ることになるわけです。
家の手前にもどるだけで済むほうがいいですよね?
できるだけはやく大阪(目的地)に行きたいですよね?
セルフケア、の落とし穴。
セルフケアは大切ですよ、てわたし、お伝えしています。
でも、セルフケアを成立させるためには、「出発地点(現在地)」を確実にしておくことが何より大切だと思っています。
上で言ったことと同じです。
セルフケアのベースとなるカラダが
肩こり、腰痛、頭痛のあるカラダ、じゃだめですよね?
多くの人が、そこを間違えているのではないでしょうか。
間違えているならまだいいかもしれない。
「わからない」でスルーしていませんか?
「自覚はないけど、凝ってますね、っていわれます。」
↑
この言葉を言ったことのある方、
カラダがすでに、「自覚してたら、動けなくなる」くらいに痛んでいる可能性だってあります。
今現在の、あなたのカラダがどういう状態で、
今現在で、どのくらいまでカラダが楽な状態になるのか。
どうか、「出発地点」を確認してあげてください。
健康情報やらダイエット情報やらなにやらとお付き合いするのは、
自分のカラダを知ってからです。
施術を受けることは、「出発地点」を確認すること、
と思っていただけるといいと思います。
そして、「出発地点」は毎日変化する、ということも忘れないでください。
そういうことを、じっくり、一緒に考えていきましょう。
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夏休みで、お出かけする方も多い季節ですね。
さて、お出かけするときに必要なもの、はなんでしょう?