『わたし』を主語にできていますか？

身体に楽を、ココロに軸を、未来にワクワクを。

こんにちは、kefi・桜井ちえです。

わたしは星読み（西洋占星術）を、日常的に使っております。

昨年の12月に、木星という1年の雰囲気をつくる惑星が、やぎ座のエリアに移動したんですね。星の世界では、お正月より早く、1年がスタートしています。

やぎ座、という星座の持つ特徴はいろいろあるのですが、「しっかりした土台をつくる」ことが、大きなテーマとわたしは思っておりまして。（ヒトによりテーマは微妙にちがいます。）

で、昨日のブログにも「土台」というワードを出したりしていたのですが、

さて、

あなたの一番の土台はなんでしょうか？

主語は、誰ですか？

わたしは、身体のことをしつこく言います。

身体がすべての、物質としての生きものの土台だと思うから。

物質的なものを除けば、魂、ということになるのでしょうけれど、それもひっくるめて、

あなたがあなたであることが、すべての土台です。

さとう式リンパケアでは、マスターやインストラクターになるときに、

目標・目的・理念

といったものを考えます。

そのときに、ほぼ全員と言っていいほど、

「みんなが」とか「世界中の人が」とか「自分の周りのすべてが」とか、

そういうものを主語にして、

「幸せであるように」とか「楽な身体であるように」とか「穏やかで満ち足りているように」とか

そういう文を書くんです。

素晴らしいことですよね。

素晴らしいことだと思います。

でもさ、

「自分」はどこに行った？

あなた、はどこにいる？

あなた、という存在

「みんな」とか「世界中の人」の中に、自分が入っているのかもしれないけれど、

まず、「わたし」を主語にすることからはじめませんか？

それは、何をするときにも当てはまることだと思うのです。

わたしの土台は「わたし」です。

土台がぐらぐらのままで「みんな」のことを考えても、

倒れるよ？？

迷子になるよ？？

なんですね。

あなたが、あなたという存在をまず認めること。

そこからしか、どこへも行けません。

美談はもう、いい。

「いい人」に見られる必要はない。

「あなた」はどうしたいですか？

美点でもあるけれど

自分より先に困っている人を……とか、自分よりも困っている人がもっといるはずだから……っていう比較から考えるとか、

そういうのって、日本人的な美点でもあるかもしれません。

古いところでは、自分よりも忠義が大事！

という武士の世を渡ってきているのが日本というくにです。

それは、根底では違うと思うのです。

木星がやぎ座に入ったから、言うわけではないけれど、もう一度、主語を「わたし」にして考える価値を見直したほうがいい。

自分自身を満たさないままに、「だれか」のことをしようとすると、よほどの聖人君子でない限り、ココロに「ひずみ」が生じます。

胸に手を当てて思い出してみてくださいな。

思い当たることがあるはずです。

あのとき、ほんとうはこうしたかった。

あのとき、ほんとうは行きたい場所があった。

一瞬躊躇して、「誰か」を優先する決断をしたとき、あなたの身体はどうなっていましたか？

納得いかないことをしたり、決めたりするときって、身体が固まるんですよ。

渦中にあるときは、そんなことにも、気付かないかもしれませんけれど。

こどもをみるとよくわかります。

納得できないときって、あの人たち、動かなくなりますよね（笑）

身体が固まると、次は、ココロが固まる。

身体は正直

ほんとうに、正直。

だから、身体から調えるんです。

ココロとちゃんと繋がれるように。

どうか、あなたが「わたし」を主語にできますように。

もしかしたら、主語を変える、それだけで、あなたの新しい扉が開く鍵になるかもしれません。

わたしが施術と一緒にお伝えしていることは、「自分自身を大事にしてくださいね」ということ、＝主語を「わたし」にしてくださいね、という、ただそれだけのことなのです。

施術は、そのことに気づいていただくためのものです。そこに気づきはじめると、身体はとても楽になっていきます。自分で自分の労わり方がわかってくるから。

きょうも、ありがとうございます。

今シーズンは、気温差に試されているかのような冬ですね。どうぞ、「わたし」を労わってあげてください。

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