『ストレスで食べちゃう』をヤメルために知っておきたい、たった一つの原理

女性の永遠のテーマ?『ストレスで食べちゃう』『そして太る』。それにはちゃんと身体のメカニズムと、たった一つの原理があるって知ってますか?

 

けふぃ
自粛生活のせいで太ったって人も多いよねー?

 

そうですねぇ。自粛で運動不足もあるんでしょうけど、やっぱりストレスって大きくないですかね?

 

けふぃ
そうかもー

 

記事の内容
  1. ストレスとイライラと食欲
  2. 交感神経と副交感神経
  3. 信号に気づくということ

 

桜井ちえ
こんにちは、桜井ちえです。

 

人間の身体をシンプルに調整する。

看護師/からだ調律師として、、、

 

15年の医療現場経験と、独自に学んだ自然療法の知識をおりまぜ、医療に頼りすぎない身体づくり&智慧づくりをお手伝いしています。

 

ストレスとイライラと食欲

 

どうしてストレスがかかると食べたくなるのか。
どうしてイライラすると食べたくなるのか。

 

そのときカラダに何が起こっているのか。

 

ちゃんと知っておいたら、それなりに対処できると思いませんか?

 

知らないから、食べっぱなしで、太るんですよ、、、、

 

まず、簡単に。

 

ストレスのせいで食欲が増すのは……

 

 

消化活動は副交感神経優位のときに活発になるから。

 

なんです。

 

はい。
これだけじゃワケわかりませんよね。
でも、これだけなんです。
これが、たった1つの原理。

 

では、順番に説明していきます!
よーく読んでくださいね。

 

交感神経と副交感神経

 

自律神経には2系統ある、というのは知ってますね??

 

交感神経と副交感神経。

 

交感神経は、

 

ほしさん
よっしゃ、これから動くぜ!

 

って、戦闘態勢バリバリのときに優位になります。
言ってみれば『動』を司る系統です。

 

 

反対に副交感神経は、

 

けふぃ
はーい、これからゆっくりしまーす♪

 

って、リラックス状態のときに優位になります。
こちらは『静』を司る系統です。

 

よく聞く、『自律神経失調症』というものは、たいてい、

 

戦闘態勢バリバリで興奮してたり
苦手なことばかりに囲まれて緊張していたり
どうにもリラックス出来ない状態が続いたり

 

そんな状態で、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替えられない状態になっているもののことを言います。

 

ちなみに「〜症」っていうのは、厳密に言えば病気の名前ではありません。

 

「そういう状態だよ」っていうことを表しているだけです。

 

「そういう状態」なので、はっきりくっきりした治療方法があるわけではないんですね。

 

さて、『動』が交感神経、『静』が副交感神経ということがわかりました。

 

 

で。

 

 

この働き方がカラダのほかの部分と逆になるところがあるんです。

 

消化活動だけは『静』のときに活発になる

活動、なんですけどね、『静』のときじゃないとだめなんです。

 

消化活動だけは。

 

なんでかって。

 

 

闘うぞ、ゴルァ〜

 

 

ってときに、モノ食べませんよね?

 

バナナもぐもぐしながら喧嘩しませんよね?

 

闘う相手と仲良く向かい合って、おにぎり食べませんよね?

 

そういうことです。

 

(ニュアンスでご理解いただけますか?)

 

ご飯を食べる

安心してくつろいでいるとき

 

なんです。

 

=副交感神経優位のとき

 

なんです。

 

 

だから、

 

 

交感神経バリバリのストレス状態だと、
消化活動は鈍くなるから、
ごはんがおいしく食べられないんです。

 

というか、例えばサバンナなら死活問題で、ライオンに遭遇したら、シマウマは草を食べてる場合じゃなくなるんですよ。

 

そこで食べ続けてたら、その向こうはですからね。

 

 

なのに……

 

 

なんでストレスがかかると、食べたくなるの??

 

危険信号に、逆から攻めようとするカラダ

人間はサバンナで生きていなくて、日本人なんてむしろ平和ボケですから。

 

そんな中にあって、

 

ストレスばりばりで、「食べちゃう」現象は、
カラダからの、赤信号に近いくらいの黄色信号なんです。
(人によっては、既に赤信号なときもあるくらい。)

 

 

リラックス

副交感神経優位

おいしく食べられる

 

 

↑これが本来の順番なんですけど、

 

ストレスがかかりすぎて、

 

 

なんとかしてくれんかのぅ……

 

 

ってカラダがなったときに、

 

カラダは逆から攻めようとします。

 

つまり。

 

食べたら、消化活動するよね?
副交感神経はたらくよね?

リラックスできるよね?

できるんだよね??

 

ということで、副交感神経を求めて食べ始めるんですね。
というか、副交感神経を無理やり働かせるために、食べ始めるんですね。

 

必死なんですよ、カラダ。
リラックスさせて!って。

 

最近ストレスで食べちゃってぇ〜
太っちゃったんだよねぇ〜(笑)

 

 

って、笑ってる場合じゃありませんよ、おねぃさん。

 

それ、めっちゃカラダの危機ですから。

 

本来の機能を逆から使おうとしてるって、

 

カラダ、めっちゃ無理してますやん。

 

 

気づいてあげて。
お願いだから。

 

 

そういうところも、セルフケア

 

セルフケアっていうのはなにも、
自分の身体に、自分でなにかを施す、
というだけのことじゃないんですよ。

 

自分の身体のことを知って、
カラダから発信されてる信号をキャッチする。
キャッチして信号に見合った行動をする。

 

セルフケアって、そういうこと。

 

 

ストレスで、食べちゃう。
とまらない。
なんか・・・おかしい??

 

 

そう、おかしいの。
そうやって、気づいてあげてください。

 

そういうのもひっくるめて

 

じぶんにやさしくしましょ。

 

甘やかすのとは違うモノですので、あしからず。

 

その辺をね、もう少しみんなが知っといたら、楽じゃない?

 

知らないから、明後日の方向に行ったりするわけで。

 

「知る」があると、時間とお金も賢く使えるはず。

 

信号無視は横断歩道だけにしましょう

 

車の来ないことを右、左、そして右の確認をして、
信号無視をするのは、わたしはありだと思っています。

 

なんで、無意味にそこに止まってなきゃいけない?
と、思うほう。

 

信号だけを信じ切ってるほうが危なくない?
とか思うほうです。

 

 

でもね、カラダの信号は無視しない。

 

ちょっと心配だったら、心あたりを考えて、
経過観察の期間を決めて、
それを越えたら念のため受診する。
そんなルールを決めています。

 

これ、ほんとうは誰にでもできること
わたしが看護師だからできることじゃない。

 

でもね、悲しいかな、現代人は、身体が鈍い。鈍すぎる。
まず、カラダの信号が正常に働くカラダに戻しましょうか。

 

あと、ほんの少し、
カラダの異変のパターンみたいなものを
自分で知っておきましょうか。

 

それだけで、人生だって変わるはずです。
大げさじゃなくてね。

 

カラダを変えてあげると、
ココロの在りようもかわりますから。

 

ネットやTVや雑誌の情報に左右される前に、

 

確実にそこにある自分自身の身体からの情報を、しっかりキャッチしたいですねぇ。

 

 

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